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久しぶりにブログへ投稿…。
先日の「都市環境常任委員会行政視察報告」を投稿させていただきます。

視察期日:4月20日(水)
視察先 :新潟県南魚沼市
視察事項:暮らしまちなみ出会い空間整備事業(牧之通り)について

<南魚沼市の概要>
南魚沼市は、面積584.82 平方キロメートル、人口58,574人(平成28年3月)。
新潟県南部の魚沼盆地に位置し、関東と日本海側を結ぶ関越自動車道や上越新幹線などの交通網が整備され、交通と物流の中継地としての役割を果たしている。
市の中央部を流れる魚野川およびその支流沿いに、南魚沼産コシヒカリを育む水田が広がり、八海山、中ノ岳、駒ケ岳などに囲まれた豊かな自然環境、スキー場や温泉など多くの観光資源に恵まれている。平成16 年に六日町と大和町の合併による市制施行で南魚沼市が誕生し、平成17 年には塩沢町を編入合併して現在に至っている。

<事業概要>
牧之通りは旧塩沢町の中心市街地にあり、かつて三国街道沿いの宿場町として栄えた歴史のある通りであり、名称は郷土の文人、鈴木牧之の名前にちなんで付けられた。
江戸時代の宿場町の風景を再現し、雪国ならではの雁木(がんぎ)が整備された。
平成13年度に道路の拡幅を行う工事が決定された際、地元では、まちづくりの機会ととらえ「牧之通り組合」を設立し、沿道の建替え家屋に対し建築協定を締結するとともにデザインルールを定め、積極的にまちづくりに参加した。
電線類は地中化し、歩道は石畳み舗装など伝統的な工法が用いられている。
こうした街並み景観や取り組みが評価され、平成23年度に「都市景観大賞(都市空間部門)」、「手づくり郷土賞(一般部門)」を受賞している。

<所感>
「牧之通り」の整備事業の特徴は、電線類を地中化することで電柱のない見通しの良い空間をつくり景観の向上を図っている。神奈川県と相模原市、大和市、座間市の3市が進めている都市計画道路相模原二ツ塚線の街路整備事業でも電線類の地中化が計画されており、事業の背景やコンセプトは異なれども参考になるものだと考えていた。
視察では手法論をお聴きしようと思っていたが、説明員として来られた牧之通り組合の中嶋組合長の「まちづくりは、①自立:地域住民が主体、自分達でやろうと考え、行動すること②自律:人作りとルール作り、自分達のルールを作り守ること③終わりはない:地域の歴史・文化を活かし盛り上げ継承すること。行政の役割は住民が作りたいと思うまちを実現できるよう、住民をバックアップすることだ」という精神論的な力説、郷土愛と地域力の話に圧倒された。また、市都市計画課長は「まちづくりを進めたいと思う住民と、何でも相談できる関係、信頼関係が大事だ」とおっしゃっていた。
観光事業を目的とした開発ではなく、住民が将来にわたって住み続けたい、誇りをもって語れる、愛する街にしたいという強い気持ちが、県や市を動かし、三位一体の事業として成功したまちづくりのお手本だと感じるものだった。
160420-南魚沼市行政視察-blog


視察期日:4月21日(木)
視察先 :新潟県南長岡市
視察事項:生ごみバイオガス化事業について

<長岡市の概要>
長岡市は、面積:891.06 平方キロメートル、人口275,361人(平成28年4月)。
新潟県の中部(中越地方)に位置する市であり、新潟県下第2位の人口を擁する市で、国から特例市に指定されている。
元来の長岡市は内陸の都市であったが、平成の市町村大合併以降、日本海に面する自治体となっている。
豪雪地帯として有名であり、昭和56年(1981年)1月21日には212cmを観測するなど記録的な豪雪を何度も経験している。市では「無雪都市」を宣言し、長岡駅前大手通りには、雁木を改造した大規模なアーケードが設置されている。また、道路には消雪パイプが設置され、国道・県道・市道や公共施設の敷地内に至るまで広い範囲で散水消雪が行われている。

<事業概要>
長岡市は、燃やすごみの大幅な削減、低炭素化社会の構築、再生可能エネルギーの利用促進を目的として「長岡市生ごみバイオガス化事業」に着手。市内で発生する年間約2万4千トンの生ごみを受入れ、発酵させて発生するバイオ(メタン)ガスの燃焼でタービンを回し、年間約410万キロワット時の電力を発電。この電力により、バイオガス化施設全体と隣接するごみ焼却施設の約半分の使用電力を賄う。同様な施設は全国で約50の自治体が導入しているが、長岡市の施設が国内最大規模となる。これにより市内の焼却施設の統廃合や最終処分場の延命化を進め、今後15年間で約35億円の処理経費削減と年間約2千トンのCO2を削減できるといわれている。
・事業形態:サービス購入型PFI事業(BTO方式)
・入札方式:総合評価一般競争入札(5グループが入札参加)
・施設規模:生ごみ受入量65トン/日(発酵対象量55トン/日)
・事 業 費:約47億円(建設費19億円・維持管理費28億円)
・事業期間:平成23年4月~平成40年6月(17年3ヶ月)
・年間発電量:410万キロワット時(一般家庭約1,000世帯分に相当)
・処理経費削減効果:15年間で約35億円
・CO2削減効果:2千トン/1年当り

<所感>
長岡市の「生ごみバイオガス化事業」は、燃やすごみの量を大幅に削減することを目的として、生ごみをバイオ処理により資源化することで、低炭素化社会の構築や再生可能エネルギーの利用促進も図られることから、今後のエネルギー対策のモデルとして国内だけでなく、アジア各国からも注目されている。
座間市のごみは海老名市・綾瀬市と3市が共同で高座清掃施設組合を設立し処理を行っているが、老朽化により新たな施設の稼働を平成31年度に開始することが決定されている。新たな施設には長岡市の様な生ごみバイオガス化は計画されていないが、燃やすごみの量の削減と二酸化炭素排出量のさらなる削減は、今後検討しなければならない課題である。
長岡市では、平成16年度から家庭ごみ有料化制度を導入されたり、分別も増やしたり、その都度市民に対して、その目的を示し丁寧な説明を行い、市民からの理解と協力を得ている。また、ごみ情報誌として「ながおかのごみ改革」を発行し、常に情報を市民に提供するという取り組みも行っている。こうしたきめ細やかな取り組みと、行政としてごみ処理事業のあるべき姿を追求した力が、「生ごみバイオガス化事業」として形になったのだろうと推察する。
施設の開設は、長岡市がおかれた環境や事業を起こす機会、タイミングが合致したという結果だとのお話しもあったが、事業説明、質疑応答では、市環境部職員皆さんの自信に満ちたお話が聞けた。自治体として国内最大級の生ごみバイオガス発電施設を稼働させた“フロントランナー”としての自負があるからこそだと感じた。
160421-長岡市行政視察-blog

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